こんにちは。
本日は20年以上使ってきた屋号を変えようと思った訳をお話ししたいと思います。
本日は20年以上使ってきた屋号を変えようと思った訳をお話ししたいと思います。
UPDATE : 2024.04.01
TEXT : Masaki Omi
1. 屋号変更のきっかけ
2001年から使ってきた屋号(03ENTERTAINMENT)を変えるきっかけとなったのは、ホームページのリニューアルでした。一昨年の12月のこと、
公開後7年もたったホームページはデザインも機能も時代遅れになってしまっており、ホームページからの集客数も年々減ってきている状況でした。
そこでホームページをリニューアルすることになり、コンセプトを考えている時に、ある壁にぶち当たったのです。
屋号がホームページのコンセプトと合わない
開業当初は音楽関係のクライアントがほとんどで、だからこそ屋号にエンターテインメントの文字を入れていたのですが、現在ではコスメ関連や印刷会社、お花屋さんから社労士事務所さんまで様々な業種のお客さんとお仕事をするようになったため、エンタメという感じでは無くなってきていました。
2. ネーミング候補
そこで、思い切って屋号を変えてしまおう!となりました。
・株式会社ひとてま
・HITOTEMA
・MIODA
・MOGGE
・BANCHA
など、
いろいろな案が出ました。
法人化も検討中のため、株式会社の文字と組み合わせたときの収まりの良さも考慮します。
3. 新しい屋号に求めるもの
・日本語であること・親しみやすいこと
・覚えやすいこと
・気軽に相談できるようなイメージであること
・発音しやすいこと
などが要件としてあがりました。
03ENTERTAINMENTが電話などで発音し辛かったこともあって、日本語で発音し易いというのも大事なポイントでした。
4. BANCHAに決定
いろいろな候補が上がってくる中、スタッフとの会話の中で「バンチャって身近だし言葉の響きも良いよね」という話になりました。私の地元新潟の十日町では番茶といえばほうじ茶のイメージで、当然色は茶色。
一方関西が地元のスタッフのイメージする番茶は緑茶と同じ緑色。
不思議に思ってしらべてみると、番茶は地域によって製法が違っていて、色も違うんですね。
地域に根づいて姿かたちが変わっていくお茶
というところが私たちのデザイン業務に近いなと思いました。
私たちの仕事もお客さんの業種や求める未来像などに応じて様々に変化していくものなので、この名前に決定!
5. そして、変更後は
屋号決定後は、事務所の壁に貼り付けるサインを作ったり、名刺を刷り直したり、玄関マットを作り直したりといろいろな作業が発生しますが、こちらはクライアントワークで普段やっていることなので比較的簡単に進みました。そして本日無事にホームページが公開となり、お客さんにも追って連絡していく予定です。
とある馴染のクライアントには大分前に新屋号BANCHAをお伝えしていて、この前お会いした時に、
「そう言えば茶番(ちゃばん)でしたっけ?どうなりました!?」
「いやいや茶番じゃなくて番茶ですよ~笑」
なんていう一幕もございました。
前後が入れ替わってはいましたが、覚えてもらっていて良かったです。
これからは新屋号BANCHAと共に、みなさんの役に立つデザイン事務所としてこれまで以上に力を入れていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
この記事を書いた人
Masaki Omi
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